【海外旅行】1991年5月オランダ・ベルギー・イギリス4人旅16日間(6/13)

【第6日】5月13日(月) ロッテルダム→アントワープ→ブリュッセル泊 日出5:53(ロッテルダム) 日南中13:39 日没21:21(ブリュッセル) レート:¥74.00 /ギルダー。¥4.14/ベルギーフラン。

 「ロッテルダム・ノボテル」の朝です。チェックアウト。552.00ギルダー(¥40,848)。ダイナースカードで(私は掏られたのでTのカード)。内訳:宿泊料:332ギルダー、夕食:180ギルダー、朝食:40ギルダー。

今日は国境を越えベルギーへ、国境手前でガソリン:43ギルダー。そこで水・ドリンク・飴など19.04ギルダー。80キロほど走って……

◎バールレ・ナッサウ(Baarle=Nassau):オランダ側にあるベルギー領の飛び地。いかにもオランダの田舎という風情の平坦な土地にある、ありふれた小さな町に見えますが、地図をよく見るとベルギーとの飛び地や国境のあり様が世にも不思議な構造をしているのが分かります。オランダの中にベルギーの飛び地が点在しているだけならともかく、そのベルギーの飛び地の中に、更にオランダの飛び地が入れ子になっているところまであるのです。
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 ちょっと「スーパー」を覗いたが、お買い物なし。更に50キロ「アントワープ」に着く。

 注)アントワープ(Antwerp )は英語読み、今はオランダ語読みのアントウェルペン( Antwerpen) を使うようです。ベルギー領なのに何故オランダ語?

◎聖母大聖堂(せいぼだいせいどう):ローマ・カトリック教会の教会(司教座聖堂)。イギリスの作家ウィーダが19世紀に書いた児童文学『フランダースの犬』の舞台になったことで、日本では特に有名。主人公ネロは、アントワープの聖母大聖堂の二つの祭壇画を見たいと心に望んでいた。それはアントワープはもとよりベルギーが世界に誇る17世紀の画家ルーベンスの筆によるもので、見るためには高価な観覧料を必要とするため、貧乏人のネロには叶わぬものであった。入場料:40×4=160ベルギーフラン。
 ルーベンスの3つの祭壇画:
◎十字架昇架図:
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◎十字架降架図:
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◎聖母被昇天図:
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◎聖堂内身廊から祭壇:聖母被昇天図が架かっていました。
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◎聖堂入り口:
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 イタリアンレストランで食事。1,200+チップ150=1,350ベルギーフラン。パーキング料:125ベルギーフラン。
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 「フランダースの犬」の舞台になった村を訪ねたかったが不明。 注)後日訪問を果たした。参照【海外旅行】1993年5~6月ベネルクス・イギリス21日間の旅(3/17)
 約10キロで……
◎コンティヒ(Kontich)の聖マルティヌス教会(Sint-Martinuskerk):12世紀に建てられたロマネスク教会:
◎身廊祭室:祭壇飾りは後世のもの:
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◎外部のロマネスクアーチ:
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 40キロ南へ……「ブリュッセル」の
◎ノボテル・ブリュッセル・オフ・グランプラス(NOVOTEL BRUSSEL OFF GRAND PLACE):チェックイン。17:30。夕食の米炊飯器を仕掛けて、散歩に出る。18:30〜20:00。

 注)ブリュッセル市(Ville de Bruxelles)ベルギー王国の憲法上の首都であるが、実際には「ブリュッセル首都圏地域(Région de Bruxelles-Capitale)」全体で首都としての機能を果たしている。主としてブリュッセルの歴史的中心部から成る。

◎小便小僧(マヌカンピスManneken-Pis):放尿する少年を模した彫像。1619年、彫刻家ジェローム=デュケノワが製作。2度の盗難に遭っている。由来には諸説あるが、ブリュッセルを包囲した敵軍が城壁を爆破しようとした際、少年が導火線に小便をかけて火を消し、町を救ったという伝説が知られている。。
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◎街並み:
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 ホテルに戻って、カレーライスを作る。

 この日終わり。

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