【水彩静物画】藤井寺絵画教室（24）

　2024年（令和6年）初春の作品です。描き初めに当たる1月11日の作品は、【水彩静物画】藤井寺絵画教室（23）に書きました。

　つづく1月25日の作品も「双幅（2枚が対になるもの）」をということで、いろいろ考えたのですが、「龍虎」「犬と猫」「猫と鼠」「花と実」「墨と硯」なかなか「静物画」対象品ですぐ手に入るものが思いつきません。思いついたのは先の作品「さつまいもと芋けんぴ」と全く同工異曲の「じゃがいもとフライドポテト」をとりあげました。これは「デュエット」でなく「カルテット」だ……とおもいながら。

　当日、八百屋さんでジャガイモ（メークイン）とマクドナルドで「マックフライポテト・Ｍサイズ」を買って行きました。

　注）マクドナルドの原料ジャガイモは「ラセットバーバンク」という巨大で細長の品種のようなので、類似形状の「メークイン」を選びました。

◎1月25日：じゃがいも。マックフライポテト。

　フライドポテトの描画が難しいです。汚くなりました。

　因みに前回の「さつまいも」「芋けんぴ」を再掲します。

◎2月8日：南瓜とライム

　右端に青リンゴのようなものが見えますが、先生から、全部でなく少しはみ出す位に……といわれて描いたのですが、あまりにもはみ出しすぎて失敗でした。バックの色が単色でなく2色使ったのがイイとの評価でした。下に敷いた布の陰影も不自然でしかも汚い色になり失敗です。

◎2月22日：花2輪
　暗いバックの布、同色に近い瓶、花2輪。

　バックの布の皺がうまく描けなかった。布面が汚いです。

◎3月7日：ポインセチアと果物：

　明るい画面に仕上がりました。ただポインセチアのバックの陰の色がちょっと濃すぎて汚い色になりました。同色濃淡を使うべきでした。

　ポインセチアの赤はもっと「どぎつい」ので、もう一度重ね塗りをしたかったのですが、先生から側の果物との釣り合いからこのくらいで留めて置いた方がイイとのサジェッションで、ヌリタシを辞めました。でも今でも「もう少しポインセチアらしい「原色で不透明な色」が表現出来たらなあ……と思っています。

◎3月28日：瓶とオレンジ：

　これは、まあまあの作品です。他の生徒の皆さんからも「イイネ」が聞こえました。手前の机の濃い色。敷いた布の陰影描写。対象物も色よく仕上がりました。

　今回はここまで。4月から木曜教室が閉鎖になり月曜（原則第2第4・祝日などの関係で変更あり）午後１時から３時迄、場所はおなじ「藤井寺会館」ですが、広い教室に代わりました。生徒数は10人前後。男性は私一人。もてますよ（冗談）、超高齢者ということで労って頂いています。