【水彩静物画】藤井寺絵画教室(23)2024年描き初め
1月11日(木)午後1時から3時迄の2時間は「藤井寺絵画教室」での描き初め……でした。
今回は、小泉先生から「双幅」になるようなものを描きましょう。考えておいてね……と宿題が出ていました。例えば「龍と虎」「風神・雷神」といったような、1対のもの。新鮮なものと、腐敗したもの。赤と緑。夏と冬。モランディは数本の瓶を置き方を変えて描きました。これは「ヴァリエイション(変奏)」といわれているようです。
静物画対象となるモノで、対になるようなもの、なかなか思いつきません。ビール缶の新品と飲んだ後の空缶……といっても、1枚の絵に並べることは出来ても、2枚に分けて描くと、それぞれが絵にならない。思いついたのは。生の柿と干し柿、これならそれぞれ複数個並べて2枚の絵になりそう。ところが思いついたのが3日前。スーパーでは見つからない、通販なら入手できそうだが、もう時間が無い……。
ふと、食卓に置いてあった「芋けんぴ」に気がついた。これは材料は「さつまいも」だ……。「さつまいも」は年末の「絵画教室」へ行く途中の「八百屋さん」で買ったのが未だ残っている。4個買って1ヶレンジでチンして食べた。1ヶは姪にあげた。手元には1ヶしかない。1ヶでは絵にならない。姪に聞いたら未だ食べてないという。それを返して貰って……とりあえず、さつまいも2ヶと芋けんぴ1袋をリュックに入れて「教室」へ……。
先生にお話ししたら、それでいこうということで、準備したキッチンペーパーに芋けんぴ、先生の黄色い布地の上にさつまいもを置いて……描き上げました。
さつまいものバックは梔子色(くちなしいろ)(シュミンケ213クロミウムイエローヒューディープ)。芋けんぴの方は混色に適した「シュミンケ519フタログリーン」とこの梔子色を混色したグリーンにしました。
何しろ2時間で2枚描き上げるのです。さつまいもの方はマズマズの出来ですが、芋けんぴは想像していた以上に難しかった。表面は油ひかりしているのですが、それは表現出来ませんでした。芋けんぴは以前なら、ひとかたまりに書くところですが、先生に「大小2群に分割する」ことを教わっていましたので、そのように描いてみました。仕上がって並べて見ると、さつまいもも2ヶ並んでいるので、その類似性も面白いとの評を頂きました。
帰ってからいろいろ調べました。
「芋けんぴ」は、何で知ったのかは忘れましたがネット通販で買った「芋屋金次郎」商店の「箱入り特撰芋けんぴ 2 箱(2袋×2)5,000 円」というもので、めずらしい「芋けんぴ専門店」(日本一・最高級という評判です)のものです。1袋375gで¥1,250(¥333/100g)。一般市販品(¥250〜¥170/100g)に比べると高価ですが。美味しいです。冷蔵庫に保存して1袋だけ残っていました。
「さつまいも」は藤井寺南口商店街で買ったモノで。価格失念。品種も不明ですが。赤みがかった色や時期を考えると「紅はるか」と推測しています。残念ながら芋屋金次郎の芋けんぴの原料は「コガネセンガン」という「白芋」だそうで、厳密にいうと、両者は「原料:製品」の関係にはないのですが……ま、「さつまいも」ということでご勘弁願います。
注)「芋けんぴ」は「さつまいも」。「マクドナルドのフライドポテト」は同じ様な形ですが原料は「じゃがいも」なんですね。どちらもトテモ口当たりよく美味しいですが、どちらも食べ過ぎはよくないようで……(笑)
もう一つ、水彩絵の具「シュミンケ519フタログリーン」は、私が30年間習った「スケッチ淡彩」の網干啓四郎先生が推奨しておられた「グリーン」で、この色、単色では使えない色ですが、混色性がすこぶる良く、イエローオーカーなどを中心に混色すると、さまざまな彩色の「グリーン」が得られる貴重な絵の具です
……と書いて、ネット検索すると、ありました……不人気の色 フタログリーン 使い方が分かれば強い味方に!。やはり「知る人ぞ知る」ですね。 ……このサイトは「水彩画」について多くの「蘊蓄(うんちく)」が詰まっており、同好の方には推薦です。
以上、今年の描き初めでした。 注)さつまいも1ヶ、用済み後、姪に返しました。
今回は、小泉先生から「双幅」になるようなものを描きましょう。考えておいてね……と宿題が出ていました。例えば「龍と虎」「風神・雷神」といったような、1対のもの。新鮮なものと、腐敗したもの。赤と緑。夏と冬。モランディは数本の瓶を置き方を変えて描きました。これは「ヴァリエイション(変奏)」といわれているようです。
静物画対象となるモノで、対になるようなもの、なかなか思いつきません。ビール缶の新品と飲んだ後の空缶……といっても、1枚の絵に並べることは出来ても、2枚に分けて描くと、それぞれが絵にならない。思いついたのは。生の柿と干し柿、これならそれぞれ複数個並べて2枚の絵になりそう。ところが思いついたのが3日前。スーパーでは見つからない、通販なら入手できそうだが、もう時間が無い……。
ふと、食卓に置いてあった「芋けんぴ」に気がついた。これは材料は「さつまいも」だ……。「さつまいも」は年末の「絵画教室」へ行く途中の「八百屋さん」で買ったのが未だ残っている。4個買って1ヶレンジでチンして食べた。1ヶは姪にあげた。手元には1ヶしかない。1ヶでは絵にならない。姪に聞いたら未だ食べてないという。それを返して貰って……とりあえず、さつまいも2ヶと芋けんぴ1袋をリュックに入れて「教室」へ……。
先生にお話ししたら、それでいこうということで、準備したキッチンペーパーに芋けんぴ、先生の黄色い布地の上にさつまいもを置いて……描き上げました。
さつまいものバックは梔子色(くちなしいろ)(シュミンケ213クロミウムイエローヒューディープ)。芋けんぴの方は混色に適した「シュミンケ519フタログリーン」とこの梔子色を混色したグリーンにしました。
何しろ2時間で2枚描き上げるのです。さつまいもの方はマズマズの出来ですが、芋けんぴは想像していた以上に難しかった。表面は油ひかりしているのですが、それは表現出来ませんでした。芋けんぴは以前なら、ひとかたまりに書くところですが、先生に「大小2群に分割する」ことを教わっていましたので、そのように描いてみました。仕上がって並べて見ると、さつまいもも2ヶ並んでいるので、その類似性も面白いとの評を頂きました。
帰ってからいろいろ調べました。
「芋けんぴ」は、何で知ったのかは忘れましたがネット通販で買った「芋屋金次郎」商店の「箱入り特撰芋けんぴ 2 箱(2袋×2)5,000 円」というもので、めずらしい「芋けんぴ専門店」(日本一・最高級という評判です)のものです。1袋375gで¥1,250(¥333/100g)。一般市販品(¥250〜¥170/100g)に比べると高価ですが。美味しいです。冷蔵庫に保存して1袋だけ残っていました。
「さつまいも」は藤井寺南口商店街で買ったモノで。価格失念。品種も不明ですが。赤みがかった色や時期を考えると「紅はるか」と推測しています。残念ながら芋屋金次郎の芋けんぴの原料は「コガネセンガン」という「白芋」だそうで、厳密にいうと、両者は「原料:製品」の関係にはないのですが……ま、「さつまいも」ということでご勘弁願います。
注)「芋けんぴ」は「さつまいも」。「マクドナルドのフライドポテト」は同じ様な形ですが原料は「じゃがいも」なんですね。どちらもトテモ口当たりよく美味しいですが、どちらも食べ過ぎはよくないようで……(笑)
もう一つ、水彩絵の具「シュミンケ519フタログリーン」は、私が30年間習った「スケッチ淡彩」の網干啓四郎先生が推奨しておられた「グリーン」で、この色、単色では使えない色ですが、混色性がすこぶる良く、イエローオーカーなどを中心に混色すると、さまざまな彩色の「グリーン」が得られる貴重な絵の具です
……と書いて、ネット検索すると、ありました……不人気の色 フタログリーン 使い方が分かれば強い味方に!。やはり「知る人ぞ知る」ですね。 ……このサイトは「水彩画」について多くの「蘊蓄(うんちく)」が詰まっており、同好の方には推薦です。
以上、今年の描き初めでした。 注)さつまいも1ヶ、用済み後、姪に返しました。
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