【海外旅行】1997年スコットランド2人旅(15/17)

【第18日】1997年7月9日(水): マル島トバモリー滞在 トバモリー:日出:4:47 :日没:22:12 レート:£1=¥214

マル島トバモリーの「ウエスタン・アイルズ・ホテル」の朝です。7:00起床。8:10朝食:ハギス(茹でたヒツジの内臓ミンチ、オート麦、たまねぎ、ハーブを刻み、牛脂とともに羊の胃袋に詰めて茹る(もしくは蒸す)スコットランドの詰め物料理。)とソーセージ。

  今日は「アイオナ島(Iona)」見学。

 注)アイオナ島:(主としてウィキメディアより)
 スコットランド西海岸沖、マル島の近くにあるインナー・ヘブリディーズ諸島に属する、幅1.6km、長さ5.6kmの小島である。この島のゲール語名はÌ Chaluim Cille (聖コルンバの島)というが、時には単にÌ あるいは Idhe とも呼ばれる。マル島の海岸からは約1.6kmの距離にある。住民の数は175人。

 563年、郷里のアイルランドを追われた「聖コルンバ」は、12人の同士とともに修道院を創設した。彼らはここを拠点に、スコットランドやイングランド北部の異教徒をキリスト教に改宗していった。学びの場として、あるいはキリスト教布教の拠点としてアイオナの名声はヨーロッパ中に広がってゆき、主要な巡礼地となっていった。アイオナ島は、スコットランド、アイルランドあるいはノルウェーの王が埋葬される聖なる島となった。

 『ケルズの書』は、8世紀末頃に(全部か部分的にかはともかく)アイオナ島で製作されたと一般に信じられている。806年、アイオナの修道院はヴァイキングの標的にされ、宝物が強奪された。1203年には、Somerledの娘Beathagを初代院長とするベネディクト女子修道会のための女子修道院が開設された。現在のベネディクト修道院は同じ時期に建てられたものである。修道院自体は宗教改革の時代まで繁栄した。

 アイオナ島は、ダルリアダ王国の国王とその後継者にあたる初期のスコットランド王が埋葬されるようになった。

 Reilig Odhráinと呼ばれる埋葬地は、12世紀に聖Odhrán(聖コルンバの伯父または叔父と伝えられる人物)礼拝堂の地所となり、同時期に修道院に改装された。ここには多くの中世の墓を示すモニュメントがある。他にも初期キリスト教や中世のモニュメントがあったのだが、修道院の回廊のアーケードを保存する作業のため撤去され、修道院博物館に保存されている。アイオナ修道院の古代の建物はヒストリック・スコットランド(スコットランドの歴史遺産)として保護されている。
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 9:40レンタカーで出発。「クレイギニュア(Craignure)」の町で給油。14.44L、£11.18(¥2,393)……@¥166/L。
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 アイオナ島への港「フィオンフォート(Fionnphort)」到着11:30。手前の駐車場に車を止めて歩く。フェリーの往復運賃:£2.60(¥556)×2。11:45:乗船。11:50:出航。
◎フィオンフォートの船着き場とフェリー:
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 11:55到着下船。この島内は徒歩。
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●尼僧院(アイオナ・ナナリー/Iona Nunnery)
 1203 年に、近くのベネディクト会修道院が設立されてからしばらくしてラグナル・マク・ソムヘアルによって設立されました。ラグナルの妹であるベソックが初代修道院長になりました。 今は廃墟になっていますが、典型的なアイルランド様式に従っています。 教会は、北側に通路のある 3 つの区画を持つ建物と、通路の東側にある小さな礼拝堂で構成されています。
 注)歴史的建造物は「挿絵」は、原則として「絵」にせず「写真」のままとしました。
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●アイオナ修道院:
 巡礼者にとっても訪問者にとっても特に歴史的、宗教的関心を集めています。 これは、スコットランドの西諸島で中世から現存する教会の建物の中で最も精巧で、最も保存状態の良い建物です。
 聖コルンバ時代の修道院は木造であったが、ヴァイキングの度重なる襲撃を受けて衰えた。その後1200年頃ベネディクト会修道院として再建されましたが、スコットランド宗教改革後に衰退し、近代には廃墟となっていたが、有志の手で修復が行われた。
 アイオナ島は清浄な自然の美しさで知られ、現代ケルト教会発祥の地ともなった。 西ヨーロッパの他の場所にある中世の修道院に比べれば規模は控えめですが、建築の細部にまでこだわったものや、さまざまな時代の記念碑が豊富にあります。 
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◎教会内部:
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◎天井
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◎回廊:
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◎回廊の柱頭:
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 修道院の前には、イギリス諸島で最も保存状態の良いケルト十字の 1 つである 9 世紀の聖マーティン十字架と、8 世紀の聖ヨハネ十字のレプリカ (修道院博物館にオリジナルの断片) が立っています。
●聖マーティンの十字架:
 8 世紀半ばから後半にかけて、灰色の緑青岩の一枚の板から彫られました。 アイオナ島に現存する十字架の中で最も完璧なこの十字架は、1200 年前に島の修道院の修道士たちが設置した元の位置に立っています。十字架の高さは台座も含めて5.2mで、元々はスコットランドのアーガイルで産出された石から彫られています。 隆起した円、またはボスは、すべてが神の周りを回転している神を表すと考えられています。 これらのボスの間には蛇が絡み合っており、ケルト世界では蛇が古い皮を脱ぐことから再生を表します。 イエスを受け入れたときに私たちが新しい人生に生まれ変わることを象徴しています。 十字頭の周りのリングは永遠の命を表し、ケルトの共通の特徴です。
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◎十字架のところで記念写真:
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●聖ヨハネ十字架(St. John's Cross):
 かつてアイオナ島のすべての十字架の中で最も素晴らしいものでした。 この作品は、断片が元に戻されてアイオナ修道院博物館に展示されているだけですが、今日でも印象的です。 十字架は、初代教会が大いに賞賛した聖人である福音記者ヨハネに捧げられました。 かつてはアイオナ修道院の外にあり、祈りと巡礼のための特別な場所でした。 1970 年代に設置されたレプリカが現在その場に立っています。
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●修道院博物館(Museum):
 修道院の裏手には、アイオナ島とその周辺地域で見つかった豊富な歴史的品物を展示する博物館があります。この博物館の主な焦点は、初期キリスト教から中世後期までの一連の素晴らしい彫刻が施された墓板です。 これらの石の最も古いものはバイキング時代のものですが、ほとんどは 14 世紀から 16 世紀のものです。 墓石板はウェスト ハイランドの戦士を記念しており、非常に素晴らしく詳細に描かれています。
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●聖オランの礼拝堂(St. Oran's Chapel):
 これはマクドナルド諸島領主の埋葬礼拝堂でした。 1100 年代に建てられ、アイオナで完全に残っている最古の建造物です。
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 装飾された出入り口を通って・・・
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 印象的な墓の遺跡と、精巧に彫刻されたウェスト ハイランドの墓板のコレクションをご覧ください。
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◎帰りのフェリー:14:55出航、15:00「フィオンフォート」到着。駐車場で車をとり、スタート、途中昨夜の寿司のおむすびで昼食、アイスクリーム£0.75(¥160)。地図を見て裏道を選ぶ。静かないい雰囲気でした。
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 17:00、トバモリーの街へ。コープで●水エヴィアン(2L):0.95●リンゴ:0.41,合計£1.36(¥290)。海岸のショップで「フィッシュ・アンド・チップス」:£2.80(¥600)テイクアウト。

◎ホテル着:17:50。
 18:30、夕食:部屋食で「フィッシュ・アンド・チップス」……冷めて美味しくなかった。「揚げ物」はアツアツがご馳走……

 走行距離(当日):109マイル(174km) 累積走行距離:1,302マイル(2,083km)+306マイル(489.6km)シェトランド

 この日終わり。

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