【海外旅行】1983年オーベルニュロマネスク紀行(4/16)

【第3日】1983年7月30日(土)のつづき リモージュ近郊:日の出  : 06:35 ラカーヴ:日の入り : 21:24  レートFF(フラン・スフラン)=¥31。

ST-MARTIN-DU-FAULT -- SOLIGNAC ( EGLISE ABBATIALE ) --COLLONGES-LA-ROUGE -- BEAULIEU-SUR-DORDOGNE ( EGLISE ST-PIERRE ) -- CARENNAC -- SOUILLAC ( ANCIENNE EGLISE ABBATIALE ) -- SARLAT-LA-CANEDA ( QUARTIER ANCIEN ) --MONTFORT -- LACAVE ( ■CHATEAU DE LA TREYNE )
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 「ボーリュー」から16キロドルドーニュ川に沿って走る。
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 川を渡って「カルナック」は小さな町。細い路地の坂道を登っていくと、美しいタンパン彫刻のある正面の門が見えてくる。「旧聖ピエール小修道院(Ancienne Prieuré St-Pierre)」。12世紀初頭の創建。15:50。

 中央に四福音書家のシンボルを配した「荘厳のキリスト」像で、その両側には十二使徒達の群像が彫られている。顔の表情まで見事に残っています。
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 脇の柱に「羊?」。何気なしに置かれた彫刻、いかにもロマネスクらしい……
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 内部、身廊にあった柱頭彫刻。このような淺浮き彫りの柱頭彫刻は珍しい。
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 上と同じテーマですが、別物。
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 ここも「カレンダ」にしています。
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 カレンダー説明文「フランス中部ドルドーニュ河沿いのカルナック教会入口のたんぱんちょうこく。四福音書家のシンボルに囲まれた栄光のキリスト像を中心に天使と使徒たちを左右に配置(12世紀)」。

 ハチミツ売りの少年を見掛けました。

 17:05、つぎの「スイヤック」に向かいます。

 この日つづく……

 

この記事へのコメント

2023年01月19日 20:11
寒中お見舞申し上げます。
ご丁寧なお手紙いただきありがとうございました。
母はろまねこさんより2つ年上になりますが、幸いな事に病気もなく老衰により亡くなりました。ろまねこさんもご健勝でなによりです。
母は亡くなりましたが、昨年の11月には初孫が誕生し賑やかになり嬉しく思っております。
オーベルニュ紀行拝見し、今年行かれるようになればと思っておりますがどうなりますか。
ろまねこ
2023年01月21日 06:51
クリスさんへ
もう体に自信なく、海外旅行は諦めざるを得ないので、過去の旅行のチェックで、再体験の中に新知識を探訪しています。
有難うございました。お元気でお過ごしください。