【海外旅行】1983年オーベルニュロマネスク紀行(16/16)

【第8日】1983年8月4日(木)のつづき ブリウド:日の出  : 06:34 パリ:日の入り : 21:26  レートFF(フラン・スフラン)=¥31。

BRIOUDE -- LE PUY ( CATHEDRALE NOTRE-DAME DU PUY / CLOITRE/ CHAPELLE ST-MICHEL-D'AIGUILHE ) -- CHAMALIERES-SUR-LOIRE-- ROZIER-COTES-D'AUREC -- PARIS ( ■NOVOTEL AULNAY )
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 「ルピュイ」から……30キロ。13:30「シャマリエール=シュル=ロワール(Chamalières-sur-Loire)」の「聖ジル教会(Église St-Gilles)」。ロワール河畔にあります。
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 扉口。ヴッシュールに彫刻が見えますが、傷みが激しい。
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 きれいに撮れた写真がありました。(アクロバットとライオンか?)。Wikimedia:Chamalières-sur-Loire, église Saint-Gilles, détail sculpté du portail.JPGから拝借。
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 身廊。
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 身廊の壁に組み込まれた 「ルピュイの司教」の墓の破片。(13世紀)上にはカギを持つ聖ペテロ。
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 身廊入口付近にある4人の立像ロマネスク彫刻(12世紀)。復活祭のロウソクの台座ではないかといわれる。高さ1.35m。写真左が「ダヴィデ王」正面が「預言者エレミヤ」右側面が「預言者イザヤ」。裏側で見えないのが「ソロモン王」とのこと。
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 祭室にあるフレスコ画「聖母子と2天使」。
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 外側から観た後陣。放射状小祭室が四つ飛び出しています。(Wikimedia:Chamalières-sur-Loire Église Saint-Gilles Chevet1.JPGから)
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 ロワールを渡る「鉄道橋」が見えました。
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 電車が来ました。釣り人の姿もありました。

 14:45、河を離れて森を抜け……(写真はグーグルマップより)
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 丘陵地帯を過ぎて……(写真はグーグルマップより)
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 ……40キロ。15:30「ロジエール・コート・ドーレック(Rozier-Côtes-d'Aurec)」の「旧小修道院教会(Église Ancien Prieuré)」。 11世紀に創建された、見事なほど愛らしい規模の聖堂。東西20m、南北10m程の、村の礼拝堂といった規模の存在。現存の建築は12世紀のものらしい。西ファサード。
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 単身廊バシリカで、中央祭室のほかに小さな翼廊にも小祭室が設けられています。聖堂の規模に比して、交差部の鐘塔は意外と立派。南から観た外観。
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 西扉口のタンパン。「三博士奉献」ですが、皆面長の鼻の高い人たち、幼子イエスも全く大人の顔、マリアさまが光線の具合でよく見えないのが残念。これぞ「ロマネスク」って感じです。
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 柱頭彫刻もプリミティヴで面白い……
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 これが今夏の旅の最後の「ロマネスク」。小さいけれど逸品でした……

 16:30出発、パリまで約560キロ……途中「リヨン(Lyon)」の手前のドライブインで夕食(4人でFF300=9,300)。ガソリンも補給して……パリの北郊「ノボテル・オルネー(Novotel Aulnay)」着は22:45。

【第9日】1983年8月5日(金) パリ:日の出  : 06:28

PARIS→(機中)

 朝、ホテルのコンシェルジュで、昨夜のドライブインへ「忘れたベスト送付」のことを電話してもらいました。

 注)このことは以前このブログで2017年04月19日【海外旅行】トラブル物語(16)洗濯物・忘れ物に書いたのですが、その時は勘違いで【「ボルドー近辺のロマネスク探訪旅行」1981年末から82年正月にかけてA夫妻とのドライブ旅行。】と描きましたが、今回妻のメモが出て来て訂正します。いきさつはそちらをご覧ください。

 そこのドライブインのレシートです。
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 鉛筆で書き込みがしてあります「J'ai oublié mon vest(FILA) à le 4 Pentes restaurant.→私は私のベストを4PENTESレストランに忘れた……つたないフランス語で……woman's vest "FIRA"BRANDは英語」。手書きの電話番号Tel:918.20.24はレシートに書かれた電話番号に電話したら、そこは本社だったので、リヨン近くの店の電話番号を聞いて、ホテルの人が書き留めたもの。再度そこへ電話してもらって、話は通じました。

 帰国便はパリ・シャルル・ド・ゴール空港発 11:30(BA305便)。ロンドン着11:30(時差1時間)。ロンドン発 13:10 (SA005便)……

【第10日】1983年8月6日(土) 小金井:日の入り : 18:44

(機中)→成田

 成田着 14:40。「ほあぐら」さんの車で、新宿「パルコ」に立ち寄り「天ぷら稻ぎく」で夕食。千駄ヶ谷の「ほあぐら」さん宅の駐車場に駐めてあった我が家の車に乗り換えて、小金井の自宅に無事帰着。

 今回の旅の記録は「ほあぐらさんの写真アルバム」と「亡妻のメモ」そして「グーグルマップ」や「ウィキペディア」「ウィキメディア・コモンズ」などのお助けで、何とかまとまりました。。ホテルのレシート解読は「ほあぐら/とりゅふ夫妻」。有難うございました

完。


この記事へのコメント

ほあぐら
2023年02月05日 17:04
 オーベルニュのロマネスク紀行、無事の完走ご苦労さまでした。
懐かしい旅のエピソードや、すっかり忘れていたこと、新たな調
査で判明したことなど、楽しかった思い出が蘇っています。
 私たちの私的なメモリーとしてとても貴重な記録ですが、これ
から団体ツアーではなく手作りの旅を楽しみたいと考えておられ
る方々への行き届いた指針となると信じます。
 ありがとう!ろまねこおじさん!
ろまねこ
2023年02月07日 07:18
当時のメモがしく無くて苦労しました、グルメ料理のレシートの解読有難うございました。ネット検索もフランスの資料などをグーグル翻訳できて、重宝しました。不明の建物なども「グーグルレンズ」で判明いたのもあります。苦労は多いですが、やりがいを感じました。次は短いですが「アルザス」をまとめました。「オーベルニュ」は時間に追われて挿絵が全部写真でしたが、この分は「ロマネスク以外の景色・スナップ」は出来るだけ「絵」にするよう勉めました。ご賞味ください。