【海外旅行】1983年オーベルニュロマネスク紀行(14/16)

【第7日】1983年8月3日(水)のつづき ピュイドドーム山:日の出  : 06:33 ブリウド:日の入り : 21:13  レートFF(フラン・スフラン)=¥31。

PUY-DE-DOME -- TOURNOEL ( CHATEAU ) -- MOZAC -- ISSOIRE( EGLISE ST-AUSTREMOINE ) --BRIOUDE( BASILIQUE ST-JULIEN ) -- LAVAUDIEU -- BRIOUDE( ■HOTEL LE BRIVAS )

 16:10「イソワール」出発。南へ……高速道路で「速度違反取り締まり(俗称:ねずみ取り)」に遭遇するが、事前に対向車がライトを点滅して知らせてくれたので、引っかからなかった。
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 ガソリン補給。FF203(¥6,300)41.15L(@¥153/L)。トイレ。17:00「ブリウド(BRIOUDE)」の「聖ジュリアン教会(Église St-Julien)」。八角の鐘塔と赤色の石を用いた外観が壮麗で、ロマネスクとしては規模の大きい立派な教会です。
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 扉口の鉄の飾り。
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 ここの柱頭彫刻もオルシヴァルと同じ様に、聖書の物語にその主題を求めてはおらず、大半が一体何を描こうとしたのか分からない様な図像が多い。
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 ちょっとカッフェで休憩しました。ここに今夜のホテル「ル・ブリヴァス(HOTEL LE BRIVAS)」がありますが、チェックインだけして、もう一つ観て戻って来ます。19:20出発。

 19:30、10キロ先の「ラヴォーディユ(Lavaudieu)」の「旧聖アンドレ・ド・コム小修道院(Ancienne Prieuré St-André de Comps)」。鄙びた村で、その中心広場に面してこの素朴な教会が建っています。
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 身廊と祭室との境目のアーチ壁に描かれたフレスコ画「キリスト磔刑」他(14世紀)
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 回廊。
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 柱頭彫刻「アダムとイヴ」。
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 柱頭彫刻「怪獣の絡み合い」。
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 おや、街中を、堂々と牛の行進……
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 最後尾には「牛追い」のお婆さんが……放牧の野から牛舎へ帰るところでした。
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 日没。
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 21:30、「ブリウド」のホテルへ戻る。日没が遅いので遅くまで動きますが、ちょっとキツイです。軽い夕食。

 この日終わり。

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