【海外旅行】1986~87年ピレネー・ロマネスク10日間の旅(5/10)

 【第5日】1986年12月30日(火) モアサック→オーシュ のつづき 日出:08:30 日没:17:29。FF1=¥26。

 モアサックをあとに更に北上。

 ……60km。「カオール(Cahors)」の「サンテチエンヌ大聖堂」12世紀。アキテーヌ地方の「ドーム式教会堂」。
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 身廊と正面祭室。ドーム天井。
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 入口のタンパン「キリストの昇天」左右に聖ステファノの物語。下段は聖母マリアと十二使徒。
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 投石される聖ステファノ。
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 持送り(コルボー/Corbeau)彫刻。
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 タンパンの縁(ヴッシュール)の彫刻:上「馬に蹄鉄する人」、下「互いに殺し合う人間」。
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 カオールの街を囲むように流れるロット川。
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 ロット川にかかる14世紀の橋「ポント・ヴァレントレ」。
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 カオールからモワラックスへの田舎道を更にそれて小高い丘を登ると、小規模な城郭の中に人気のない寒村がある。フレスペッシュという。教会は小屋かと思うほど素朴な建物であるが、それでもロマネスクの残光を放っている。
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 フレスペッシュ教会。
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 城郭入口から見た教会の後陣。
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 城郭入口から見た村の景色。
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 モワラックス教会。11世紀。
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 柱頭彫刻。
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 今夜の宿。オーシュ(Auch)の「オテル・ド・フランス(Hotel de France)」。ミシュランの星2ッ。この地方きってのグルメレストラン付きホテルです。シェフ見習いに来ている森田さんという人のアドバイスでシェフにメニューを任せる。
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 晩餐のメニュー。
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