【海外旅行】1986~87年ピレネー・ロマネスク10日間の旅(4/10)

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 【第5日】1986年12月30日(火) モアサック→オーシュ 日出:08:30 日没:17:29。FF1=¥26。

 モアサックの街中のホテル「シャポン・ファン( Le Chapon Fin)」に泊まった。早朝、靄が立ち込めていたが,教会に着く頃には晴れてくる。早速「とりゅふ」さんは昼食用のパンとハム、「トミちゃん」は置物の「石の猫」を買ったりしている。
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 サンピエール教会は、11世紀の創建。ルピュイやクレルモンフェランからサンチャゴに向かう巡礼路にあたる。石造の下層部はロマネスクであるが、煉瓦造りの上層部は15世紀のゴシック様式。
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 身廊南側の西端に豪華な入口がある。
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 タンパンは「黙示録のキリスト」。キリストの周りは四福音書聖者、24人の長老たちは、3層に分割され、両手にコップとジター(楽器)を持ち、キリストを讃えている。
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 長老たちの拡大。
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 中央のキリスト。
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 扉口中央柱の「ライオン」。
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 中央柱の「預言者エレミヤ」。
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 中央柱の「聖パウロ」。
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 入口左側壁のフリーズ彫刻:「ラザロの物語」左から:アブラハムに抱かれるラザロ。できものを犬になめられているラザロの死。上に天使が来ている。富豪(ダイヴィーズ)の祝宴。
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 入口右側壁のフリーズ彫刻;「エジプトへの逃避」ロバに乗っているのが聖母子。
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 回廊(クロワートル)。
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 回廊の柱頭「受胎告知とご訪問」。
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 回廊の柱頭「カナの饗宴」。
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 回廊の柱頭「大漁の奇跡」。
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 回廊の柱頭「逆さ十字(聖ペトロ)」。
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 モアサックをあとに更に北上。
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