【海外旅行】1986~87年ピレネー・ロマネスク10日間の旅(3/10)

 【第4日】1986年12月29日(月) ヴィルフランシュ・ド・コンフラン→モアサック 日出:08:20 日没:17:25。FF1=¥26。

 ホテルを9:00出発。テー川の支流を渓谷沿いに走る。グロット(洞穴)・デ・カナレットの案内を右手に見て橋を渡る頃、コルネイアの教会が見えてくる。
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 車から降りると、ドット猫が寄ってくる。思わず土産は?と袋の中を探したが、あいにく不所持。その内、一匹去り、二匹去り……未練の三匹が残る。
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 コルネイア・ド・コンフランのサントマリー教会(Eglise Ste. Marie)。11世紀。
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 タンパン:2天使に囲まれ、御子を抱く聖マリア。
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 カニグーの「サンマルタン修道院」への登り道は車通行禁止。麓のカステール村に車を置いて、つづれおりの山道を登る。この旅行の「ハイライト」ともいうべき「カニグー詣」。
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 一番気にしていた天候は、願ってもない温暖・晴天に恵まれ、幸運を感謝。予定より早く、30分程で教会に辿り着く。10:55。

 カニグー連山(2400m)の中腹、標高1094mの岩山の頂に立つ「サンマルタン修道院教会」。10~11世紀の創建。14世紀から15世紀にかけて困難と破壊に逢うが、19世紀に入って60年の歳月を費やし、復元された。
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 身廊と祭室。
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 クリプト(地下祭室)。
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 回廊の外観。
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 回廊の柱頭。
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 12:35 下り道、途中にある小さな教会。
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 13:20 麓の町「ベルネ・レ・バン」から雪を頂く「カニグー山塊(Massif du Canigou)」を望む。
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 ここからピレネー山脈を離れ「ペルピニャン」経由。北上。古城として有名な「カルカッソンヌ(Carcassonne)」をめざす。

 ……150km。カルカッソンヌ近くを流れる「オード川」。
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 5世紀、西ゴート族が築城して以来のヨーロッパ最大の古城である。13世紀アルビジョア十字軍により滅亡。現在場内には一般市民が居住している。

 16:17 ポンビュー(古い橋)から見た「カルカッソンヌ」全景。
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 川を入れて……
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 城壁(市壁)。
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 ナルボンヌ門近く。
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 17:15 さらに北上して、158km……「モアサック(Moissac)」の宿に。19:15。

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